熱力学第一法則について
熱力学第一法則について書きました。この第一法則の解釈の一つとして,第1種永久機関(自身のエネルギーを減少させることなく外部に仕事をする機関)を作ることができないというのがありますね。
熱力学の第一法則にはいろいろな表現の仕方があって,仕事の定義において正負のおきかたが違ったり,熱量が左辺に来ていたり,微小変化の形で書いてあったりしますが,それらは表現の仕方が異なるだけで同じことを言っています。
ある系の内部エネルギーに着目した時,その変化は必ず仕事と熱の和で表すことができて,それで取りこぼしたものはないよということです。なので実際,一つ前のページでもすでにこの話題を取り扱っていたわけです。
高校では内部エネルギーを考えるためにいきなり理想気体(分子の質量も,位置エネルギーも考慮しない)を考えたわけですが,この段階ではまだ,理想気体を考えてモデル化してしまう前にもっと広い視点を持って眺めています。高校の時に何も分かってなかったのが分かってきておもしろいです。
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