翻訳はどのように行われるのか
DNAの情報がRNAに転写された後は,細胞質内のリボソームで翻訳という処理を受けて,タンパク質が生成されます。ここでは,翻訳についてかなり大雑把に書きました。
ATGCの暗号が実際にどうやってアミノ酸の組み合わせという情報に変換されるのか,これはtRNAのおかげということでした。tRNAが,自分の持っているアンチコドンと相補的なコドン(つまり結合先のRNAの情報)のアミノ酸を一つずつ順番に持ってきて,リボソーム内で繋げることによって,見事にDNAの情報がタンパク質へと変換されたわけです。
アミノ酸は,複数連なるとポリペプチドとなり,そのポリペプチドが一番安定な構造を取ろうとして自然にできる立体構造がタンパク質と呼ばれるものです。
もちろん実際のプロセスはもっともっと複雑で,めちゃめちゃ説明を省いてしまっていますが,おおよその理解はできると思います。
間違いがあれば指摘していただけると嬉しいです。
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