プログラムを実行するための一連の流れ
実際にC言語のプログラムを実行する方法について説明しています。
上のHello, world!というプログラムを実行するまでの一連の手順を示します。
プログラムを実行するには,
- プログラムを書く
- プログラムを保存する
- プログラムをコンパイルする
- プログラムを実行する
という一連の流れを抑える必要があります。ここでは,Macの環境を想定して行なっていきます。
プログラムを書く・保存する
ここでは,なんとなくですが全てをコマンドライン上で行ってみたいと思います。
まず,ターミナルを開いて,cdコマンドを用いてデスクトップに移動します。そして,mkdirコマンドを用いてデスクトップ上にCというファイルを作ります。(特にそうする必要はないですが,わかりやすいので)そして,cdコマンドで今作ったファイルCの中に移動します。
ターミナルを開いたのち,以下のコマンドを一つずつ打っていってください。
cd Desktop mkdir C cd C
次に,viコマンドを用いてプログラムの内容を書くテキストファイルを生成します。名前はhello_world.cとしておきましょう。名前は何でもいいですが,.cは必ず入れてください。
以下のコマンドを入力してください。
vi hello_world.c
そうすると,なんだかいろいろ出てきますが,冷静にiキーを押してください。それによって内容を編集するモードに移行できるので,以下の内容を打っていきましょう。
#include <stdio.h> int main(void) { printf("Hello, world!\n"); return 0; }
打ち終わったら,冷静にescキーを押して編集モードを終了します。最後に,:wqというコマンドを打って,ファイルの保存と終了を行います。:wとだけ打てばファイルの保存,:qとだけ打てばviの終了のみが行えます。間違ってファイルを保存する前にviを終了しないように気を付けてください。
これでプログラムを書いて,保存することが出来ました。