NewsPicks Magazine創刊号を読んだ。全ての人が読むべき一冊。

 かねてよりNewsPicksという存在には非常に興味を持っており、関連する書籍もかなり読んでいた。そんなNewsPicksが雑誌を創刊したということで、これは買わずにはいられないと思い、本屋で少し立ち読みをしてから即レジへ向かった。

 

 ページをめくると、落合陽一氏から始まり、今をときめく才能溢れる世界中のタレントたちの紹介、インタビューがズドドドっと続く、圧巻のボリュームである。小泉進次郎氏、ZOZOTOWNの前澤氏、サッカーの本田圭佑選手、SHOWROOMの前田裕二氏、TeslaやSpaceXのイーロンマスク氏、DeepMindのデミスハサビス氏、サピエンス全史のユヴァル・ノア・ハラリ氏、ONE OK ROCK大谷翔平選手、ホリエモンGoogleのラリーペイジ氏、Facebookザッカーバーグ氏・・・・・誰を挙げても第一線で活躍中の超一流の人材ばかりである。

 

 どのページを開いても、度肝を抜かれるような、深い感銘を受けるような情報がギッシリと詰まっている。大学に入学したばかりの自分としては、刺激が強すぎるくらいの一冊だ。あっという間に読み終わってしまい、凄まじいエネルギーを貰えた。

 

 この雑誌を最大限に活用するには、それぞれの人物を掘り下げて、関連する分野を自分で調べ尽くすのがいいだろう。親切にも、もっと知りたい読者のためにページの右下に関連する記事のQRコードを載せてくれている。

 

 自分としては、サピエンス全史の著者として有名なユヴァル・ノア・ハラリ氏の以下の発言がグサッと刺さった。コンピュータ、人工知能の台頭により未来の仕事について考えている文面で、

「若者についても問題があります。彼らが年を取った時に必要なスキルが予測できないため、今教えるべきスキルが何か分からないからです。30年後の労働市場は不透明なため、大学で何を教えるか誰もわからないのです。今、我々が子供達に教えているほとんどのことは、彼らが40歳になる頃には役立たずになっているでしょう。でも、代替手段がわからないのです」

 今まさに大学で教育を受けている身として、非常に考えさせられる言葉だった。今自分が何を学ぶべきなのか、どんな情報を取り入れればいいのか、何について考えればいいのか、その答えを見つけるのは非常に難しいように思う。 

 今は、自分があまりに世界のことを何も知らなさすぎるので、オンラインコースや本、インターネットを活用して様々な情報に可能な限り触れて、自分の芯を作りたいと考えている。しかしながら、知識を受け取るという受動的な活動では不十分で、自分で何かしらの行動を起こしたいと思っているのも確かである。このブログはそんな気持ちが現れた形の一部とも言えるが、まだまだ自分の中では全然足りてはいない。

 

 この本の素晴らしさは、あらゆる年齢層、あらゆるフィールドの人物を載せているところだと思う。スポーツ関連、芸能人、ミュージシャン、自然科学、社会科学、人文科学、スタートアップ、大企業の社長、エンターテイメント界隈、などなど。

 それはつまり、この本を読めば、全ての人がどこかしらに共感、親和性を感じることができるということだ。多くのインタビューの中で、ほんの一部分でも読者の琴線に触れるものがあれば、結果としてその1冊の評価が非常に高くなることは想像に難くない。創刊号であるということも考えて、NewsPicksの編集者はあらゆる世代に届くように配慮をしたのだろう。

 実際、工学系の学部1年の自分には、Tech系、企業系の人々の話題が見事に刺さっており、このような記事を書かせてしまっている。

 

 雑誌でありながら(創刊号ということもあるかもしれないが)、非常に完成度が高く、何度も読み返して、何度もエネルギーを補充したいと思える本であった。しばらくの間手元に置いて、活力が不足した時はこの本を読んでエネルギーを満タンにしていきたい。

 

NewsPicksマガジン 2018年 08 月号 [雑誌]

NewsPicksマガジン 2018年 08 月号 [雑誌]