英語学習にTEDを活用してみる(n番煎じ)
今や英語学習者の定番(?)とも言えるTEDですが、自分としてはこのTED、立ち位置が難しくなかなか扱いづらいと思います。(英語学習として)
私は大学受験の勉強をしている時にこのTEDの存在を知って視聴しはじめました。。。が、すぐやめました(非常に難しい)。少なくとも大学受験程度の実力では(もちろんレベルは様々あると思うが、)(東大模試で偏差値65を超えたこともあった身からしても)、相当注意深く素材を選ばないといけませんでした。
(ちなみに東大に通ってはいません。)
つまりどういうことかというと、
う〜ん何見ようかな〜、、、この動画ならトピックも簡単だし使われている語彙も難しくなさそうだぞ、、うん。よしこれにしよう!
という作業を、実際に動画を視聴している時間よりもずっと長く行わなければならなかったのです。
なのでしばらく敬遠していたこのTEDですが、TOEFLの単語帳
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を8割方修めたのでもう一度トライしてみたのでした。
すると以前よりも格段に聞き取れます。理解ができます。
そんなにリスニングに時間を取った意識はなかったのでやはり結局は語彙の問題なんでしょうね。(まあ当然の話なのですが)
そこで今度は一歩上の悩みに遭遇しました。
訛りのある英語がうまく聞き取れない!!
以前はそんなこと気にする余裕もなかったのですが、よくよく見てみるとネイティブのアメリカ人が話している動画なんてごく少数なんですね。アフリカ系であったりアジア系であったり、英国であったり本当に様々です。(前までは訛りがどのあたりかとか全く識別できなかったのでこれは大きな成長としておこう)
もちろん知識としては知っていましたが実際に触れてみると驚きです。こうして見てみると(そういう動画を)やっぱりあんまり発音なんか気にする必要はないんでしょうね。(もちろん相手が聞き取れる程度には努力すべきでしょうが)
語彙は誰にとっても永遠の課題なのでそこはいいとして、実際の問題は英語への対応スピードですね。根本的なスピードへの対応力があったら訛りなんてほとんど関係なくなると思うのです。話者がテンション上がって早口でまくしたてる場面は、音としては聞き取れていても全く意味が入ってこない。
これは根本的に読解のスピードが足りていないということと、高速のおしゃべりに慣れていないという2つの要素が組み合わさった問題なのでしょうね。
しかし以前のこのトピックでも触れましたが、
いかんせんしゃべり言葉(口語表現)への対応が一歩二歩遅れてしまいます。
簡単な表現(takeとかhaveとかgetとかgoあたり)って結局やはり一番難しいですよね。もちろん音としては入ってきますがその細かなニュアンスまでは同時に入ってこない。
なんにせよ、学習ツールとしてTEDが嫌悪感なく使えるようになったのは大きいですよ。そもそも内容がオモロいのでバリバリ視聴して同時に英語能力も上げていけたらサイコーですね。
(中国語はこの経験を生かしてもっとスムーズに習得してやるぞ)